リュウマチの原因

リュウマチの原因

リュウマチは免疫システムの異常を起こして起こる病気なのですが、はっきりとした病因がわからないのが現状です。色んな研究で遺伝的な要素が関係して何らかの後天的な因子が加わって発病するのでは?あるいは微生物による感染症によって炎症し、免疫システムの異常が誘発されているのでは?という仮説がありますが関節リュウマチがなぜ起こるのか、その原因は謎のままです。

 

ですが免疫の働きに異常が起こって発病するのは明らかなので、原因ともいえる免疫の仕組みについて少し書いていきたいと思います。

 

 

間の体内には日常の様々な場所で病原となる微生物が入ってきます。呼吸や飲食など生きていくうえで避けては通れないところから入ってくるのですが、人間はその微生物を排除できる仕組みを持っているのです。いわゆる防衛システムですね。そのシステムが24時間体制で私達の体の中を守ってくれているのです。例えば少しの擦り傷を負ったとしましょう。これくらい放っておけば治る、と思うかもしれませんが、体内ではその防衛システムが一生懸命働いてくれています。

 

 

 

白血球の仲間である好中球や体内の異物をどんどん食べる丼食細胞であるマクロファージなどが傷口に直行し、侵入しようとする微生物を排除してくれているんですね。これらの防衛システムは体内の組織の成分に攻撃はしません。分りやすく言うと外に厳しく身内に優しいといった感じでしょうか。ですが何らかのきっかけでこの形が崩れてしまうことがあります。

 

 

全容は明らかになっていませんが、その原因と考えられているのが、自己抗体の存在になります。自己抗体は味方であるはずの自分の体の成分を異物と勘違いし、反応してしまう抗体です。なぜこのようなことになるのか、その原因の一つにその人の体質が大きく関係していると言われています。

 

 

私達人間や主な生物は細胞で出来ていますが、その主成分はたんぱく質です。このたんぱく質の形は親から子どもへと遺伝し、細胞の核の中にあるDNAと呼ばれる長い紐のような分子の中にもし一か所でもエラーがあると、正常なたんぱく質とは違ったたんぱく質が作られてしまうんですね。

 

関節リュウマチは遺伝病という明確な関係はないとされていますが、遺伝的な要因によって関節リュウマチになりやすい体の人が怪我やストレス、出産などをきっかけに発病することはあります。発病に至るメカニズムが解明されたら発病を未然に防ぐことができるでしょう。

 

 

 

 

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